座りすぎ対策

座りすぎは寿命を縮めるなんて言われるとオフィス勤務している人はびっくりします。でも腰が痛い、尾てい骨が痛い、足が痛いなんてことがあるのも事実。リスクを減らせるようにしていきましょう。

座りすぎによる神経学的に見た健康リスク

神経学的にみた座りすぎの健康リスク

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究チームが米科学誌プロスワンに発表

これまた権威のある大学が座りすぎに関しての研究結果を発表していたんですね。

forbesjapan.com

この記事にある座りすぎによる影響をまとめると下記になります。

・着座している時間が長い人は、記憶と関わる脳の領域に
 皮質の菲薄(ひはく)化が見られ
アルツハイマー病のリスクを増大させる予測因子
・認知能力が低下する可能性

その他座り続けることが心臓病からがん、早死ににも関連しているとしています。

強度の運動でも座りすぎの影響を排除できず

これも既に言われてきたことと同じになりますが、座りすぎの対策のために運動をすることがどれくらい有効なのか、ということについても同研究では調査をしています。実験参加者に座っていた時間と共にどれくらいの強度の運動をしたのか、ということを聞いたそうです。そしてその運動の強度が高くても低くても座りすぎによる悪影響は排除されていなかった、ということを確認したということのようです。

かなりショッキングな内容にも思えますね。。もう少し強調した言い方をすると、どんなに普段から運動をしていたとしても、その強度に限らず座りすぎたら体には悪い、ということです。

かといって運動しなくてもいいということではない

こうやって書くと、じゃぁ運動しても無駄なのね、と考えて運動をしなくなる人もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。その運動をまとめてやるのではなく、座りすぎにならなように普段の生活の中に組み込むことが大事ということになってくるのだと思います。

よくダイエットでたくさん食べちゃったからその分運動すればいいや、みたいな発想がありますが、座りすぎに関してはその発想が中々通用しづらいということになってきますね。それだけは覚えておいたほうがいいようです。