座りすぎ対策

座りすぎは寿命を縮めるなんて言われるとオフィス勤務している人はびっくりします。でも腰が痛い、尾てい骨が痛い、足が痛いなんてことがあるのも事実。リスクを減らせるようにしていきましょう。

座りすぎると寿命が縮まる?

座りすぎと寿命の関係

座りすぎは病気とも関連しているのか

何かをがんと結びつけて考えるのはまぁよくあることです。ある意味どんなことであってもがんと結びついてしまう現代社会だったりもしますので・・・

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ただし、もちろん全く関係ないかというとそういうわけではないですよね。ずーっと座っていることによって当然この記事に書かれているように代謝が悪化します。人間の腿は体の中で一番大きな筋肉と言われていますし、第2の心臓と呼ばれるふくらはぎも下半身にありますので、そういった筋肉にとっても座りすぎによって血行が悪くなって栄養がいきづらくなったり老廃物が溜まってしまうというのは良くないことですよね。

怖いのは記事にもあるような、『座りすぎは毎日エコノミー症候群になっているようなもの』という現象です。あのサッカーの元日本代表選手である高原直泰選手もかかったエコノミー症候群。彼はこの症状のために自国開催だった日韓W杯に出場することができませんでした。当時がピークだったかもしれないのにです。。もしあの時高原が日本代表にいれば、柳沢のあのシュートは高原が決めていたかもしれません。

座りすぎは毎日の習慣(エコノミー症候群)

話がそれてしまいましたが、座りすぎで一番何が怖いかと言うと、毎日継続してしまうということです。座りすぎになっている人はそうなる理由があるわけですね。そしてそれはまさに生活習慣といってもいいでしょう。

自分から周囲の反対を押し切って、座りすぎるくらいに座ってしまう人はあまりいないと思います。オフィスで仕事をしているから、販売所でずっとお客さんの対応をしているから、タクシー運転手だから、といったようにそれぞれの理由があって座りすぎという状況になっているはずなのです。

そのことがもたらすのは、気づかないうちに自分の体調に影響を与えているということでしょう。そしてだから言われるのが座りすぎていると寿命が縮む。さらには究極的にはがんになる可能性が出てくる、ということなのではないでしょうか。

データに左右されすぎない

そうはいってもあまりデータをそのまま鵜呑みにしすぎるのも良くないのではないでしょうか。あくまでそういった傾向があるということに過ぎません。そして大事なのはどうしてそういったデータが出てくるのか、というところを自分なりに噛み砕いて理解をした上で、普段の生活の中に対策を入れ込んでいくということです。

座りすぎが良くないからといって、いきなり明日からずっと立ったまま作業をする、といったことをするのはちょっと難しいですよね。もちろん立ったままPC作業をするためのオフィス用品というものはありますが、誰もがそういった器具を導入できるとは限らないわけです。

 

 1時間に1回は立ち上がる。午前と午後に1回は必ず5分ほど歩く。寝る前には股関節のストレッチをする。こういったことを日々の生活習慣の中に取り入れていくところからまずは始めていくのがいいのではないでしょうか。