座りすぎ対策

座りすぎは寿命を縮めるなんて言われるとオフィス勤務している人はびっくりします。でも腰が痛い、尾てい骨が痛い、足が痛いなんてことがあるのも事実。リスクを減らせるようにしていきましょう。

座りすぎて腰が痛いのはなぜか。考えられる3大理由

座りすぎによる腰痛

オフィスワーカーに多い座りすぎによる腰痛持ち

座りすぎて腰が痛い。これは現代人が抱える大きな悩みの一つと言っていいでしょう。PCの見すぎで目が乾燥するといったのと同じように、現代人のワーキングスタイルは圧倒的に座っての作業が多くなってきています。

インターネットとPCが普及する前であればもう少し人が動くことが多かったのですが、もはや会社に行っても誰とも喋らずに帰ってくることさえ可能になってきていますし、リモートワークなんてしてしまっていたら、家から一歩も出ずに仕事を完結させることもできるわけです。

家から一歩も出ずにというか、椅子から1回も立たずに仕事を完結させている人だっているかもしれません。だって仕事がPC上で全て済んでしまうわけですから。そうなってくるとまさに座りすぎによる腰痛へとまっしぐら・・・なんてことになりかねません。

しかし実はこの座りすぎによって腰が痛くなるにもそれなりの理由があるのです。それを理解しているのとしていないのとでは痛みの程度もそうですし、腰痛対策にも影響してきますので、知っておいても損はないでしょう。

座りすぎて腰が痛くなる理由1

一番はやはり姿勢が悪いために腰に大きな負担が掛かっているからでしょう。背中が丸まっている、横に傾いている、大きく反り返っている。人によって姿勢の悪さはそれぞれですが、共通しているのは姿勢が悪いこと。作業に集中をしているとどうしても自分自身がどんな姿勢をしているのか、ということを忘れてしまいがちですので、人に見てもらうなるして、自分の姿勢が悪くなっていないか確認しておきましょう。

座りすぎて腰が悪くなる理由2

目が悪い人は腰も痛くなりがちです。なぜなら目が悪いためにPCの画面にどんどん近づいていき、結果猫背になりがちだからです。昔はそれなりに視力が良かった人もずっとPC画面を見続けていると視力が落ちてきます。また老眼といった年齢特有の問題もあります。

視力が悪くなるとどうしても画面に近づいていってしまいます。これは首にも大きな負担をかけることになります。首じゃなくて腰だけど?という声が聞こえてきそうですが、体のどこか一部に負担がかかった際に痛くなるのが負担がかかった場所ではなく、他の場所、というのはよくあることです。

こればっかりはどうしようもない部分もあるのですが、メガネを新しくする、画面を明るくする、文字表示を大きくする、などをすることで対策をしていきましょう。

座りすぎて腰が痛くなる理由3

座りすぎということはずっとじっとしているということですよね。そうなると血行が悪くなります。それによって負担がかかっている腰の部分に十分な栄養がいかなくなるわけです。人間の体は常に細胞分裂をすることで入れ替わっているのですが、このためには栄養補給が十分にされていることが前提条件です。栄養補給なしに負担がかかった、つまり疲れが溜まった部位の疲労回復が遅くなるのは当然といってもいいかもしれません。

まずは現状把握から

座りすぎることで腰が痛くなる3大理由を書いてきましたが、まずは座っている時に自分がどんな姿勢をしているかを知ることが大事です。ビデオを撮るでもいいですし、オフィスにいるのであれば、周囲の人にお願いをして自分が座っている時の写真を撮ってもらってもいいでしょう。

それによって猫背になっていたのか、横に傾いていたのか、画面に異常にのめりこんでいたのか、といった自分の姿勢がわかります。それがわかったら、対策をしていくという流れがいいのではないでしょうか。