座りすぎ対策

座りすぎは寿命を縮めるなんて言われるとオフィス勤務している人はびっくりします。でも腰が痛い、尾てい骨が痛い、足が痛いなんてことがあるのも事実。リスクを減らせるようにしていきましょう。

尾てい骨が痛い場合はどうしたらいいか(3大理由)

尾てい骨

まずは座り方を変えてみる

座っている時に尾てい骨が痛いと感じた場合、まずは座り方を変えてみましょう。あまりに柔らかいソファーに座っていたり、自分に合っていない椅子に座っていると異常はないのに、姿勢が悪くなっているために尾てい骨に過度な負担が掛かっている場合があります。

この場合はとにかく座り方を変える。これによって尾てい骨に過度な負担がかかる座り方をやめることができますので、まずは試してみることが大事でしょう。あまりに柔らかいソファーなんかはすぐに姿勢がくずれるので、長時間利用には適さないかもしれませんね。

尾てい骨を痛めていないか確認する

尾てい骨骨折ってかなり痛いのですが、普段あまり意識しないところなので、骨折とまではいかなくても痛めていることに気づかないこともあります。普段の生活には全く差支えがない痛みであって、座るという動作によって尾てい骨が多少なりとも圧力を受けるとその痛みが顕在化してしまうパターンです。

人前でやるのは少し気が引けるかもしれませんが、とにかく尾てい骨を自分で触って、痛みがないかどうかを確認してみましょう。本当に骨折をしていると痛いので、優しく触ることがポイントです。

最近尻もちをついた、誰かに蹴られた、衝突されたなどといったことがなかったか、記憶をたどってみましょう。

骨盤周りがカチカチ

尾てい骨が痛い原因となるのが骨盤周辺の筋肉の硬直化です。硬直化の理由で一番多いのは座りすぎですが、ストレスや不安を抱えることで筋肉のバランスが崩れてしまい、尾骨周辺に痛みが出るということもあるようです。

骨盤は意識をしないとなかなかほぐすことができません。歩いているだけではなかなかほぐせないのが骨盤です。歩き方にも依存はしてきますが、意識的に骨盤周辺の筋肉を動かしてあげないと特に座っている時間が長い人にとっては周辺筋肉がカチカチになりがちなのです。

 

これらに加えて長時間座りっぱなしを続けた結果骨盤にずれが生じているといったこも考えられます。ここまでくるとかなり重症にはなってくるため、整形外科などでレントゲンを撮ったりして、詳細な状況の確認等も必要になってくるかもしれません。

まとめ

尾てい骨が痛いというのはかなりまれな状況ではありますが、まれだからこそきちんとその原因を突き止めておかないと、気づいた時には手術が必要なんてことにもなりかねません。

そうなる前にどうして尾てい骨が痛いのかに原因をさぐっておきましょう。まずは座り方を変える、これが一番です。そうそう尾てい骨が痛くなることはありませんので、何か変な座り方をしている可能性が高いです。

そして次に最近尾てい骨をぶつけるなどしていないか、ということを振り返ってみましょう。普段しない運動をしたとか、誰かにぶつかられたとか、ちょっとしたひょうしに壁にぶつかったとかもあるかもしれません。

最後は股関節周りの筋肉の硬直化です。どうしても股関節は柔軟性を失いがちな関節の一つです。股関節以外だと肩甲骨ですね。これらを普段から動かす習慣を作っておくといいのですが、なかなか現代人には難しいかもしれません。

運動不足だからエスカレーターではなく階段を利用する、といったことをやっている人は多いかもしれませんが、実は股関節は階段を登るだけでは構造上なかなかほぐすことができません。様々なストレッチ等を日々取り入れていく必要が出てくるでしょう。